アクネ菌に会わないために
多くの方がニキビの発生について勘違いしていることがあります。それはアクネ菌の存在です。アクネ菌が悪さをすることでニキビができるわけではなく、あくまでもニキビができた状態からアクネ菌が悪い活動をします。よって今できているニキビとアクネ菌が会わない環境こそが、ニキビ治療において大切なことになります。
アクネ菌とは
そもそもアクネ菌は思春期の方であれば、誰でも毛穴の奥に潜んでいる菌です。本来は肌表面のバランスをうまく保つことに貢献している菌であり、決して悪い菌ではありません。嫌気性菌といって空気に触れることを嫌うため毛穴の奥にいます。また皮脂を大変好む菌でもあります。初期ニキビである白・黒ニキビを治療していないままでいると、皮脂はさらに分泌されますので、いずれアクネ菌と毛穴の奥で会うことになるでしょう。そうすると活動を活発し炎症を引き起こします。
炎症ニキビの原因菌
赤ニキビ、黄ニキビ、また紫ニキビといった炎症状態のニキビにする直接的な原因はアクネ菌になります。よって初期の段階で適切な治療をしっかりと行うことができれば、炎症を引き起こさずに済みます。よって如何にしてアクネ菌と出会わないかが大切な処置になります。白・黒ニキビの状態で終わらせる治療こそが正しいニキビの治療方法になります。
初期だからまだ大丈夫というのは、炎症を引き起こす原因になります。初期であれば軽視してしまうことも多いですが、炎症ニキビになる原因になりますので、軽度のときに治療をするようにしましょう。炎症ニキビになってしまうと、跡が残る原因になります。アクネ菌とニキビが会わない環境をつくるようにして、ニキビを適切に処置するようにしてください。
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