混合肌のニキビ対策
オイリー肌と乾燥肌、両方とも性質を持っていることを混同肌と言います。見極め方が難しく、オイリー肌である人が乾燥肌であるということもよくあります。乾燥しているからこそ、皮脂を多く分泌するタイプの肌質です。まず自分がどちらの肌質であるのかを知ることがニキビ対策には大切です。
混同肌の見極め方
ちょっとした簡単な判断基準があります。ニキビがTゾーンとUゾーンどちらにできやすいのかによって、肌質またはニキビの性質がわかります。
おでこから鼻を示すTゾーンは思春期ニキビでよくできる場所であり、皮脂が原因となるニキビが多いです。よってオイリー肌のニキビであることが多いと言えるでしょう。また口やあご付近を示すUゾーンは、一般的に大人ニキビができやすい場所です。またこの部分は乾燥しやすい地帯であり、乾燥肌と大人ニキビであることが判別しやすい場所です。どちらの場所にニキビができやすいのかによって、自分の肌質を知ることもできます。
ケアは保護とホルモンバランス
混同肌の方はなるべく保湿を中心とした保護ケアをするようにしましょう。刺激をしないように過度なスキンケアではない、刺激が少ないスキンケアをするように心掛けてください。また男性ホルモンが優位に働くとニキビができやすいですので、女性ホルモンバランスを整えることも重要です。特にホルモンはニキビ原因の根幹になりますので、積極的に取り組みましょう。
肌質だけのケアに集中しても、一過性の対策にしか過ぎません。ニキビの原因が皮脂であり、その皮脂を多く出すのがホルモンであることに着目して、それを抑える環境をつくるようにしましょう。食生活や睡眠、運動といった生活習慣の改善も必要です。